(2021.01.14)

日本IPO実務検定協会では、従来より、開催したセミナーはすべて収録し、会員限定ページにてWEBセミナーとしても配信してまいりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大や政府の緊急事態宣言の継続を受け、会場型のセミナーの開催が困難となっていることから、会場型のセミナーを開催できるようになるまでの間は、「WEB限定セミナー」をお届けしてまいります。

セミナー名	WEB限定セミナー 「マザーズの各種説明資料からＪＱレポートへの作り変え」
講師	ブリッジコンサルティンググループ株式会社 白井英夫　公認会計士
受講料	一般：11,000円（税込）
収録日時	2021年1月14日
収録時間	1時間24分
視聴方法	お申し込み後、「セミナー視聴用URL、ID及びパスワード」をメールにてご連絡いたします。
視聴期限	ID及びパスワードを発行した日から1か月
視聴環境	ブラウザー上で視聴できます。インターネットエクスプローラー、エッジで再生できない場合は、ChromeまたはFirefoxなど他のブラウザーをお試しください。また、インターネットに接続する際にプライベートネットワークやプロキシサーバーを経由している場合やファイアーウォールのセキュリティレベルが高い場合には、動画が再生されない可能性があります。

〔概要〕
東証の市場改革に伴い、目指す市場をマザーズからJASDAQスタンダードに変更する企業が出て来ています。

その理由としては、市場改革により、2020年11月1日以降にマザーズに新規上場申請をする会社の取引所審査においては、企業内容、リスク情報等の開示の適切性の審査において、「事業計画及び成長可能性に関する事項」の開示を適切に行うことができる状況にあることを確認することとなり、「事業計画及び成長可能性に関する事項」は、上場日においてその内容の開示が義務付けられただけでなく、上場後も、１事業年度に１回以上、その進捗状況を開示することが必要とされるようになったことが挙げられます。2022年4月の市場再編後は、マザーズ上場企業は原則としてグロース市場に移行するのに対し、JASDAQスタンダード上場企業は原則としてスタンダード市場に移行することになるため、成長可能性の立証に手間暇をかけてマザーズに上場して、そのあと市場再編後にスタンダード市場を目指すのであれば、最初からスタンダード市場への移行へスムーズに移行できるJASDAQスタンダードを目指した方がよいという判断が、成長可能性にそこまで自信を持てない企業を中心に広がっています。

もっとも、マザーズとJASDAQスタンダードでは形式要件も異なりますし、マザーズにおける各種説明資料とJASDAQスタンダードにおけるＪＱレポートでは記載内容に違いがあることから、従来マザーズを目指して各種説明資料を整えてきた上場準備企業では、JASDAQスタンダードへの上場申請に向けて、マザーズの各種説明資料をＪＱレポートへ作り変える必要が生じることとなりました。

本セミナーでは、多くのベンチャー企業の上場準備コンサルティングを手掛けてきたブリッジコンサルディンググループ株式会社の白井英夫公認会計士をお招きし、JQレポートの記載項目ごとに、両市場の違いや記載上の留意点を説明していただきます。

また、市場改革後は、JASDAQスタンダードの会社の多くは新「スタンダード市場」に移ると思われることや、スタンダード市場上場企業にはコーポレートガバナンス・コードがフル適用されることから、今のうちから始めておくべき対応にいついても解説していただきます。

〔講師〕
ブリッジコンサルティンググループ株式会社
白井英夫　公認会計士

〔講師略歴〕
大手監査法人勤務後に独立。
監査法人勤務時に、東京証券取引所への出向を経験。
現在はこれまでの経験を活かし、申請書類作成支援をはじめIPO準備会社へ幅広いコンサルティングを提供。


〔WEB限定セミナーのお申し込み方法〕
WEB限定セミナーのお申込みは「こちら」をクリック（「個人情報の取り扱い」のページに移動します。 移動後のページの最下部にあるボタンからセミナーをお申し込みいただけます）。
なお、日本IPO実務検定協会の会員は会員エリアにおいて本WEB限定セミナーを無料で視聴いただくことができます。