非上場の事業会社 財務マネージャー F.I.様
試験の種別:上級レベル
―――IPO実務検定を受験したきっかけは何ですか?
私は、現在は、非上場の事業会社で財務マネージャーを務めております。
もともと、財務報告実務検定のStandardレベルに合格していたのですが、IPO実務検定の公式テキストの執筆をされている顧問税理士から、『IPO実務検定の試験範囲は上場・非上場を問わず、管理部門のマネジメントには欠かせない知識である』と受験を強く勧められたのがきっかけで、独学で勉強をはじめました。
―――IPO実務検定合格のためにどのような準備をしましたか?
択一式対策に関しては、公式テキストを繰り返し熟読し、全体構造を把握してから、個別の論点を整理していきました。ある程度、知識の整理が済んだ後は、公式問題集を繰り返し解くようにし、知識があいまいな論点は公式テキストの該当箇所を見直すという事を4〜5回行いました。
上級レベルの記述対策としては、『担当者別株式上場マニュアル』(上場ドットコム編)を精読し、テーマごとにキーワードを把握して、テーマを見れば箇条書きでキーワードが書き出すという練習を繰り返し行いました。
―――IPO実務検定を受験してよかったことは何ですか?
上級レベルの合格をきっかけに、数年後に上場を視野に入れているベンチャー企業の管理部門マネージャーへの転職が決まりました。IPO実務検定で学んだ知識を活かしながら、上場準備に耐えうる管理部門の土台作りを担っていく予定です。
―――IPO実務検定の社内での活用法を教えてください。
転職後になりますが、管理部門のサブ・マネージャークラスには、少なくとも標準レベルの取得を勧めようと思っております。
―――今後のスキルアップのプランについてお聞かせください。
これから、実際に7〜8年後に上場を視野に入れた企業で働くことになります。長く険しい道のりになると思いますが、IPO実務検定協会の会員として、使命を果たしていきたいと思っております。
尚、財務報告実務検定のAdvancedレベルへの到達に向け、引続きチャレンジしていくつもりです。
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