株式会社薬王堂（東証一部）　財務部長
中村　真二郎 様
試験の種別：標準レベル

―――ＩＰＯ実務検定を受験したきっかけについて教えてください。

現在、東証一部に上場する「株式会社薬王堂」に勤務しておりますが、私が入社した当時は、まだJASDAQに上場したばかりでした。2013年に東証二部、2014年に東証一部に市場を変更し、その間、担当者として、市場変更や一部指定の実務に従事したことから、これまで実務で身に付けた知識を整理したいと考え、受験を決意しました。

―――ＩＰＯ実務検定合格のためにどのような準備をしましたか？

公式テキストを読むだけでは頭に入ってこない部分もありましたので、「公式問題集」を活用しました。公式問題集を解いて、テキストの該当部分に戻り、また問題を解く・・・といった作業を繰り返しました。

―――ＩＰＯ実務検定を受験してよかったことは何ですか？

かなりの部分、実務として経験していましたが、「ああ、そういう理由であの時、聞かれていたのか（資料を作らされたのか）」という箇所がたくさんありました。ＩＰＯ業務の背景にある根幹部分について、知識を整理できたと思います。

―――ＩＰＯ実務検定の活用法を教えてください。

現在、財務部長を務めており、部下にも資格取得を奨励していきたいと考えています。簿記資格を有している者は多いのですが、ＩＰＯ実務検定では、金商法、会社法、東証規則といった法律知識や、実務知識など、特殊な業務知識を学ぶことができますので、今後、新たにＩＰＯ業務に携わろうという方や既に現在ＩＰＯ業務に携わっている方のみならず、上場企業の財務部門での業務にも大変有益であると考えます。