川崎信用金庫 常勤参与 野 円 様
試験の種別:標準レベル試験に合格
―――IPO実務検定を受験したきっかけについて教えてください。
2022年4月に証券取引市場が再編されたことから、今後IPOに関するニーズはますます高まる方向にあると考え、現在の職場環境及び職場内の立ち位置とは全く関係なく、IPO実務を学ぶ重要性を大いに認識したことが受験のきっかけです。
―――IPO実務検定合格のためにどのような準備をしましたか?
公式テキスト、公式問題集以外にも、IPOに関する書籍も幾つか読破しましたが、これだけでは不十分だと思います。検定合格のためには、会社法や金商法等ではどういう解釈になるのかという自分自身の疑問、問題意識がとても大切です。公式テキストや公式問題集の内容を暗記せず、説明そのものに疑問を抱き、その疑問をSNS等で解明し、自分なりの理解を深めました。
―――IPO実務検定を受験してよかったことは何ですか?
IPOに関する成功体験がない中でも、この試験を通して実務認定を受けることで、将来は必ず自身が携わるべき会社の株式公開に貢献できるという自信が湧いたことです。ともかく受けて良かったと思います。
また、IPOへ携わった経験がなくとも、IPO実務検定試験に合格することで、知識やIPOに取り組む意識が別途評価される体系が生まれたことは、今後の各社の上場準備のみならず、今後とも、合格レベルの実力を維持することが前提とはなりますが、株式市場形成にも好影響を与えるのではないかと考えます。
―――IPO実務検定の社内での活用法を教えてください。
自身のIPOに関する取り組みや理解度を振り返る点で、大いに役立つ試験です。IPOに問題意識のある方はまずは標準レベル試験に是非とも挑戦して欲しいと思います。
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