合格者の声

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合格者の声

弁理士 金山 英嗣 様
試験の種別:標準レベル

―――IPO実務検定を受験したきっかけについて教えてください。

特許事務所にて弁理士業(特許および商標を中心に意匠や著作権に関する業務にも従事)を行っており、IPOとは縁遠い生活を過ごしておりましたが、公認会計士の方、証券会社に勤務していた友人、監査法人に勤務している友人等からIPOが知的財産権と関わりの強い分野であること、そしてIPOについて話ができる弁理士が皆無に近いという話を聞き、IPOに興味を持ち、IPOについて勉強することにしました。その折にIPO実務検定の存在を知り、受験することにしました。

―――IPO実務検定合格のためにどのような準備をしましたか?

IPO実務検定試験公式テキスト(第7版)」と「IPO実務検定試験公式問題集(第5版)」を中心に勉強をしました。具体的には、まず初めに公式問題集を解き、どのような内容が出題されるのかを確認した後、公式テキストを使って出題範囲全体の勉強をしました。なお、公式テキストを読むにあたり、分からない用語や制度が出てきたときは、公認会計士や税理士の方が運営されている各種解説サイトを適宜見ながら理解するように努めました。

また、面白そうだったので、「IPO実務検定試験上級レベル試験・記述式問題用公式テキスト IPO実践ケーススタディ」も読んでみたのですが、ケーススタディ形式ということもあり興味深かったです。タイトルにもあるように、上級レベル試験向けなので、標準レベル試験の対策という観点では正直なところやらなくてもよいかと思うのですが、きっと面白いと感じる一冊かと思いますので、余裕がある方は読んでみるとよいと思います。実際のIPOの現場ではどのような課題が出てきやすいのかを知ることができる良書でした。

―――IPO実務検定を受験してよかったことは何ですか?

IPOについて幅広く知れることができたことです。勉強前は上場審査について勉強するのかと思っていましたが、上場審査以外にもIPOのための準備、遵守すべき法律、資本政策等いろいろとやらなければならないことがあることを知りました。また、登場機会こそ少なかったですが、知的財産権についても公式テキストや「IPO実務検定試験上級レベル試験・記述式問題用公式テキスト IPO実践ケーススタディ」で出てきましたので、知的財産権がIPOとどのように関わってくるのかについても知ることができてよかったです。

今回の受験勉強を通じて、IPOの全体像を知ることができましたので、今後もIPOについての研鑽を積み、IPOの全体像を意識した知財戦略をご提案できる弁理士になれるよう、精進してまいります。より具体的には、知的財産権も上場する上で重要な検討事項の一つであると思いますので、IPOをご検討されている方々がIPOの準備をされる際に知的財産の面で困らぬよう、知的財産権の面からご支援していけるように頑張ります。

―――IPO実務検定の社内での活用法を教えてください。

例えば、IPO準備会社の方が知的財産権(特許権や商標権等)の取得を希望されている場合、IPOについて理解のある弁理士であれば、より深くクライアント様のご要望を理解でき、かつより有益な知財戦略をご提案することができるかと思います。また、知的財産権に関心が薄いIPO準備会社の方に対しても、IPOにおける知的財産権の重要性をIPOの文脈でお伝えすることができるようになると思いますので、知的財産権に関し、より的確なご提案ができるものと思います。




IPO実務検定試験に関するお問い合わせ先
日本IPO実務検定協会事務局
担当者:事務局長 原田
お問い合わせはこちらまで
E-mail:info@ipo-kentei.or.jp

 


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