3XGroup株式会社 グループコーポレート担当 執行役員CFO 嶋本 直記 様
上級レベル(標準レベルにも合格)
―――IPO実務検定を受験したきっかけについて教えてください。
2つのきっかけが重なって受験することにしました。
1つ目は、グループのコーポレート担当として、資格取得の祝い金制度を含めて福利厚生全般を見直した時期があったのですが、その際に、私自身も何らかの資格取得をしないと推進上、説得力が無いように感じていました。
2つ目は、会社でIPO準備を本格的に始めようかとなっていた中で、私の場合、ネットでは体系的な情報がうまく得られなかったことです。
これら2つがちょうど同じ時期に重なって発生し、こういった時にはやはり資格勉強だと考えて色々と調べていたところ、IPO実務検定を知りました。
―――IPO実務検定合格のためにどのような準備をしましたか?
問題集も大事ですが、他の人の合格体験記やブログを見ているとテキストが実は非常に大事という風に感じましたので、テキストにもかなりしっかりと取り組みました。
当初は相当のページ数があるので敬遠しそうになりましたが、毎日コツコツ勉強することが大事だと考えましたので、社内で何らかの資格取得を目指している人に声をかけて早朝勉強会を主催しつつ自分を追い込んだりして準備しました。
ちなみに、標準レベル試験には1回目でギリギリ受かりましたが、上級レベル試験の1回目は不合格でした。不合格の要因は、公式問題集を重点的にやって、テキストはさらっと見るだけにしてしまっていたので、記述問題で全くわからないものが1問発生してしまったことだと考えております。
―――IPO実務検定を受験してよかったことは何ですか?
何か目標がないと頑張れないタイプなので(ほとんどの人がそうだと思いますが)、資格取得という目標に向かって、体系的な知識をしっかり吸収できて良かったと思います。
また、ネットで調べれば多くの情報が出てくるという考え方もあるのかもしれませんが、資格勉強を通じて頭の片隅にあるのとないのとでは、普段の思考や会議での発言でも全く深さや説得力が変わってくる面もあるでしょうし、良かったと思っています。
―――IPO実務検定の社内での活用法を教えてください。
IPO準備に携わっている人に勧めて現在受験していただいております。
会社でテキスト代や受験料を負担、標準合格は1万円・上級合格は2万円の祝い金を支給するようにしました。
IPO実務検定試験に関するお問い合わせ先