Jトラストグローバル証券株式会社 引受本部 公開引受一部 次長 齋藤久美子 様
試験の種別:上級レベル(標準レベルにも合格)
―――IPO実務検定を受験したきっかけについて教えてください。
コールセンターで責任者を経験し、今年の5月、公開引受部に異動しました。それまではIPO銘柄を顧客に販売する立場であり、上場準備に携わるのは初めての経験でした。同じ証券会社とは思えないほどの業務内容の違いに戸惑いましたが、少しでも早く周りのメンバーの役に立ちたいという思いでIPO実務検定を受験しました。結果として、異動後1カ月目の6月に標準レベルに合格、3カ月目の8月に上級レベルを受験し9月に合格しました。
―――IPO実務検定合格のためにどのような準備をしましたか?
公式問題集を解くとともに、IPO実務検定は出題内容が多岐にわたることから、公式テキストを何度も読み込みました。上級レベルの記述式問題用のIPO実践ケーススタディというテキストがあることを合格後に知ったのですが、このテキストで勉強していればもっとスムーズに合格できたのではないかと思いました。
―――IPO実務検定を受験してよかったことは何ですか?
上場準備には幅広い知識が必要ですが、IPO実務検定の受験勉強をしたおかげで、上場準備に関する知識を一通り体系的に理解することができました。上級レベルに合格した今でも、疑問点が生じた場合にはテキストを振り返っています。頭では分かっているつもりでも、言葉で表現する場合はもちろん、さらに文字にするとなると、かなり詳細なところまで理解していないと明確な文章は書けません。受験勉強を通じ、細かいところまでより奥深く理解することを意識するようになりました。
上場準備中のお客様との打ち合わせに参加した際にも話の内容が理解できるようになり、また、お客様への質問作成等日々の業務にも大変役に立っています。IPO実務検定を受験して本当に良かったと思っています。
―――IPO実務検定の社内での活用法を教えてください。
引受本部のメンバーに受験を勧めています。
また、日本IPO実務検定協会に会員登録するとセミナー等を受講することができますが、開催が平日のためなかなか参加できません。時間が合えば参加し、自己研鑽に役立てたいと思っております。
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